薬剤師がご自宅へお伺いします |「在宅訪問」をご存じですか?

「薬の種類が多くて飲み間違えそう」「通院がつらくなってきた」
「親が一人暮らしで薬の管理が心配」 

―― そんなお悩みはありませんか?

実は、薬剤師がご自宅まで伺ってお薬の管理をサポートする「在宅訪問」という制度があります。
(ご利用の保険により「在宅患者訪問薬剤管理指導」「居宅療養管理指導」などと呼ばれます)

今回は、ご高齢の方やそのご家族に向けて、この仕組みをわかりやすくご紹介します。

■ 在宅訪問とは? 

医師の指示のもと、薬剤師がご自宅や施設に伺い、お薬の管理や服薬のお手伝い、副作用の確認などを行うサービスです。

通院が難しい方でも、安心してお薬を続けていただける仕組みとして、医療保険・介護保険の対象となっています。

ご本人だけでなく、ご家族の不安にも寄り添いながら対応します。気になる方はぜひ、当薬局までお気軽にご相談ください。

■ こんな方におすすめです

特に高齢の方は、多剤併用(ポリファーマシー)による副作用や転倒のリスクが指摘されており、厚生労働省も適切な薬の見直しを推奨しています。

■ 費用の目安 医療保険または介護保険が適用されます
  (自己負担割合に応じて変動)

医療保険が適用される場合の目安(在宅患者訪問薬剤管理指導料)

区分1割負担の場合(1回あたり)
単一建物(個人宅)居住者約650円
単一建物に2人以上約320円

介護保険が適用される場合の目安(居宅療養管理指導費)

区分1割負担の場合(1回あたり)
単一建物居住者が1人約518円
単一建物居住者が2〜9人約379円
単一建物居住者が10人以上約342円

※要介護・要支援の認定を受けている方は、原則として介護保険(居宅療養管理指導費)が優先されます。
認定を受けていない方は医療保険(在宅患者訪問薬剤管理指導料)が適用されます。

実際の費用は、お薬の内容やご利用の保険制度、加算の有無によっても変わってまいります。

「うちの場合はいくらくらい?」という点も、ご相談の際に丁寧にご説明いたしますので、どうぞお気軽に問い合わせください。

■ 利用までの流れ 

STEP
まずはご相談ください

LINEまたはお電話で、お気軽にご相談ください。

「うちは対象になるのかな?」という段階でも大丈夫です。

かかりつけ医やケアマネジャーへの相談窓口としても、お手伝いします。

STEP
医師から薬局へ、訪問の指示が届きます

かかりつけ医から薬局へ指示書が届いたら、訪問の準備をします。

手続きについてもご不明な点があればお気軽にお声がけください。

STEP
薬剤師がご自宅へ伺います

初回は30分程度を目安にお時間をいただきます。

お薬の説明や飲み方の工夫、残薬の確認などを行い、訪問後も継続的にサポートします。

STEP
その後も、定期的にサポートが続きます

月1〜4回程度、状態やご都合に合わせて柔軟に対応します。

体調の変化やお薬の疑問も、その都度ご相談いただけます。

■ よくあるご質問 

家族が立ち会えなくても大丈夫?

はい、ご本人だけでも対応可能です。

薬局を変える必要はありますか?

在宅訪問に対応している薬局であれば、今お使いの薬局を続けられる場合が多いです。

訪問の頻度はどのくらいですか?

通常は月1〜4回程度です。状態に応じて調整できます。

末期がんなど特定の状態にある方は、より頻回な訪問が可能な場合もあります。

■ 終わりに 

在宅訪問は、通院が難しい方やお薬の管理に不安がある方を支える制度です。


飲み忘れ・副作用・多剤併用の予防に役立つだけでなく、医療・介護保険が使えるため、ご家族の負担軽減にもつながります。

「歳を重ねても、住み慣れた家で安心して暮らしたい」

――その思いを、薬剤師がお薬の面からお手伝いします。

気になる方はぜひ、当薬局までお気軽にご相談ください。 

参考資料

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